前回に引き続き施工管理技士になるためにどうすればいいのかを見ていきます!
前の記事とあわせてご覧になってください。

施工管理技士になる為には
上記の記事でも触れましたが、施工管理技士には「1級」と「2級」があります。そして、「施工管理技術検定」を受験し、合格する必要があります。また、共に”第一次検定”と”第二次検定”があり、第二次検定まで合格することで”施工管理技士”になることができます。
また、第一次検定にのみ合格した方は、”施工管理技士補”の資格を得ることができます。
施工管理技士補は、監理技術者の補佐を務めることができます。今までは、1つの建設現場に監理技術者を専任で配置する必要がありましたが、施工管理技士補を補佐として配置した場合、管理技術者は、2つの現場を兼任することができます!
施工管理技士補は、2021年4月に建設業法の改正により、施工管理技術検定制度が改定され、新設された国家資格です。
施工管理技術検定の受験資格について
さて、施工管理技士補・施工管理技士になる為には、施工管理術検定を受験し、合格する必要があります。この「施工管理技術検定」は誰でも受けることができるのでしょうか。
実は、誰もが施工管理術検定を受験することは出来ません。受験資格をまとめていきましょう!
簡単にまとめると、下記の通りになります。
・1級の第一次検定は、19歳以上(受検年度末時点)であれば受検可能
・2級の第一次検定は、17歳以上(受検年度末時点)であれば受検可能
・1級及び2級の第二次検定は、第一次検定合格後の一定期間の実務経験などで受検可能
この受験資格は、令和6年度より新しくなっています。しかし、令和6年度から令和10年度までの間は経過措置期間とし旧受検資格と新受検資格との選択が可能となっております。
では、「旧受験資格」と「新受験資格」とは一体何なのでしょうか。
国土交通省が発行している資料が非常に見やすい為、参照させていただきます。


画像引用:国土交通省プレスリリースページ
第一次検定と第二次検定
第一次検定と第二次検定の試験内容は、ざっくりと第一次検定が選択問題(マーク形式)、第二次検定が記述問題になります。共に60%以上の正答率で合格となります。
第一検定は選択問題(マーク形式)、第二次検定は記述問題と説明しましたが、具体的にはどのような内容なのでしょうか。各工種(施工管理技士の種類)により、当然試験内容は異なるのですが、その中でも令和6年度管工事施工管理技士の試験内容を見てみましょう!
第一次検定
第一次検定は選択問題であり、四択問題のマークシート方式です。問題総数は52問であり、その内の40問を選択して回答することになります。試験時間は、「2時間10分」です。合格基準は、上述した通り「60%以上の正答率」になります。つまり、40問の内、24問を正解すれば合格することができます!
試験内容は主に下記の3項目になります。

画像引用:全国建設研修センター
選択問題は、指定数を超えて回答した場合、減点となります。つまり、41問以上回答すると減点対象となってしまいます。
第二次検定
第二次検定は、記述問題方式となります。問題総数は5問であり、その内の4問を選択して回答することになります。試験時間は、「2時間」です。こちらも、第一次検定同様「60%以上の正答率」になります。
試験内容は下記になります。

画像引用:全国建設研修センター
第二次検定も第一次検定同様、指定数を超えて回答した場合、減点となります。4問回答の所を5問全て回答した場合、仮にそれが全問正解だとしても、減点となってしまいます。
つまり、第一次検定・第二次検定共に正しい選択・記述を行い、正解するのはもちろんですが、その前に「指定された問題数を正確に答える事」も非常に重要といえます。問題を解き終えた後は、指定されている通りの回答数なのかの確認も必ず行うようにしましょう!
試験の合格率
それでは、試験の合格率はどれくらいなのでしょうか。こちらも工種や級別により合格率は異なるのですが、今回は参考に令和6年度2級管工事施工管理技術検定の合格率を見てみましょう。
第一次検定 合格率(令和6年度2級管工事施工管理技術検定)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
9,413人 | 6,131人 | 65.1% |
第二次検定 合格率(令和6年度2級管工事施工管理技術検定)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
7,550人 | 4,708人 | 62.4% |
参考:全国建設研修センター
上記は単年(令和6年)の結果のみですが、例年第一次検定の合格率は約60%程度、第二次検定で約40%~50%程度になります。もちろん年度にもよりますが、令和6年度は比較的簡単な年だったようですね。
最後に
今回は、施工管理技士になる為に、どうすればいいのかをまとめてみました。工種により勉強内容や勉強方法は異なってきますが、どの試験に挑戦するにしても事前に勉強・対策は必須となります。勉強は大変ですが、無事合格したあかつきには国家資格を取得することができます!是非チャレンジしてみましょう!
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